宿根草の鉢に、一年草を足す

宿根草と一年草で作る寄せ植え|根が回ったときの植え替えと7年育てる手入れ法

植物を深く観察している愛好家ほど、季節の花を頻繁に買い替えるようなことはしません。

寄せ植えを楽しむにしても、新しく買い足すのは一年草が中心です。樹木や宿根草はよほどのことがない限り枯れることはなく、切り戻して形を整えながら育てることで、寄せ植え全体に美しい動きを生み出してくれます。

仕立て直し(リニューアル)の手法もシンプルです。植えっぱなしにしてある宿根草の鉢に、その季節の一年草を少し足す。

それだけで場が整います。 こちらの写真の鉢には、羽衣ジャスミン、宿根ネメシア、オステオスペルマム、ラミウム、そして背景に名を忘れてしまった枝物を入れています。

いずれも長年付き合っている多年草・宿根草・樹木です。

小さなハンギングバスケットなどに長く植えっぱなしにしていると、株はどうしても窮屈になり、土も痩せていきます。

根が鉢いっぱいに回ってしまうと、水も養分も中まで届かなくなります。 だからこそ、一度すべて鉢から出し、古い根と葉を整理して新しい土へ植え直す。

植物が何年も美しく持ち続けるのは、こうした陰の手間があってこそです。

我が家のレモンマートルは、鉢植えにして今年で七年になります。長くともに過ごす株は、しだいに家族の一員のように見えてくるものです。株を枯らさずに慈しむということは、すべて同じ線です。

名都王紅伽(なつおべにか)プロフィール

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