枯れる実と、腐る実 土の話

こんにちは。名都王 紅伽です。

発酵しきっていない肥料は、株を傷めやすいものです。未発酵のものは、土の中で毒になり得ると観察しています。 また、自然栽培の野菜は腐らずに枯れることがある、という話を聞いたことがあります。JAS有機の野菜は早く溶ける、という対比も耳にしました。ただし、これは特定の検定の話ではなく、あくまで我が家の庭での観察です。

庭のミニトマトは、冬になっても実を付けていました。寒さで弱ってきてから青い実を摘み、部屋に置いておいたところ、腐ることなく赤くなっていったのです。水に沈めてみると、一つだけが浮き、ほかは沈みました。スーパーで買ってきたミニトマトも同様に沈みます。実が枯れきっていないと、この実験の意味は分からない、ということでした。

我が家では、肥料には「ぼかし」や発酵したコウモリの糞を使うことが多いのです。昔は化成肥料や殺虫剤も使っていました。しかし、使うたびに株に対して申し訳ない感覚が残りました。 かつてカタバミが芝生を覆い尽くしたとき、一度だけ除草剤を使ったことがあります。確かにきれいに消えました。それでも、繰り返す気にはなれませんでした。バラには咲いてほしいと願い、カタバミは忌み嫌う——その差自体が、どこか変に思えたからです。

放っておいたところ、夫が手で根ごと抜くようになりました。何日もそれを続けたあと、夢の中で「そんなに抜かないで」と言われた、と夫が話していました。 それ以来、抜き方は適当にしています。カタバミ一色だった庭には、少しずつ別の草も出始めました。芝生があるため増えすぎては困りますが、「協力してね」と思いながら抜くようにしています。完璧を目指さず、神経質になりすぎないことです。

土に還るものと、部屋で腐るものは違います。 肥料も除草も、やりすぎると場が単純になってしまいます。今夜は、未発酵のものを株元に足さない。ただそれだけで足ります。

 

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