こんにちは。名都王 紅伽です。
6月21日、河野自然園さんにて「風水ガーデニング講座」を開催した際のお話です。
当日はあいにくの雨模様でしたが、雨のおかげで農園の植物たちはしっとりと心地よい空気に包まれていました。
講座ではまず、基礎となる風水のお話からスタート。 ガーデニングで屋外から家の中に良い「気」を引き入れることが大事です。
土を使わない、絵画のような「壁掛け寄せ植え」

講義の後は、実践的な作品づくりです。
今回は「花はなフレーム」という壁掛け用のフレーム型の器を使用し、土の代わりに水耕栽培用のセラミス(清潔な粘土質の室内用培地)を使いました。
鉢底に穴が開いていないため、室内でも衛生的かつ管理がとても簡単です。
寄せ植えを作る際、私が大切にしているのは「詰め込みすぎないこと」。
あまり多くの種類をギューギューに植え込むと、風通しが悪くなって蒸れてしまい、植物一つひとつの個性が生きてきません。
空間の余白を大切にしながら、ふっくらと立体的な「絵画風の寄せ植え」に仕立てていきます。
植物の種類は、受講された方々がご自身の直感とお好みで選んでいただきました。

普段からハンギングバスケットや寄せ植えをたくさん作られている方の中には、「風水に縛られると自由な作図ができないのでは?」と懸念される方もいらっしゃいます。
好きな花や器が自由に使えない、と感じてしまうからかもしれません。
ですが、風水は制約ではなく「環境を整えるための知恵」です。
家の中に「気の重くなりやすい場所」が存在するのは事実であり、それを知った上で、わざわざ不調和を起こしやすい角や場所に無防備に植物を置く必要はありません。
風水を迷信だと捉えるのも自由ですが、自然界や環境のエネルギーは、私たちの思い込みに関係なく空間に注いでいます。
講座受講生の中には、玄関の前に植物が無い生活は考えられない、と植物が発する良い気を感じておられます。

また、講座では、「この方位には、この色が馴染みやすいですよ」というアドバイスをお伝えした上で、受講者ご自身にメインの色を決めていただきました。
実は、風水ガーデニングで作った寄せ植えには、皆さんに共通する大きな特徴があります。 それは、「仕上がりに圧倒的な統一感と気品がある」ということです。
理由を考えてみれば当然で、最初に「メインの色(軸)」がしっかり決まっているため、デザインにブレが生じないのです。
制約なしに「あれもこれも好き」と多色使いをしてしまうと、全体のコンセプトが曖昧になり、どこかヘンテコで落ち着かない作品になりがちです。

私自身もガーデニングを始めたばかりの頃、先生から「メイン色を決めなさい」「種類を増やしすぎない」「置く場所を計算しなさい」と口酸っぱく指導された経験があります。
色や方位の目安(フレーム)があるからこそ、それを引き立てるための素敵な脇役を選べるようになり、結果として誰が見ても美しい調和が生まれます。
ルールに縛られるのではなく、ルールを味方につけて空間と作品を美しく仕立てる。受講された皆さんも、大満足の笑顔でお持ち帰りになられました。
※なお、現在こちらの「風水ガーデニング講座」の募集は行っておりません。 ご自宅のどこにどんなお花や植物を置くとバランスが整うのか知りたい方は、まずは以下の診断からお試しください。